このページでは、パン粉屋がとほほな交易について解説します。
あくまで交易を始める人向けですので交易廃の方には当たり前の内容となっています。
ただ、交易をしてわからんことや不安なことが色々有ったのでそれをつらつら書いてみたいと思いました。
では、以下交易についての私なりの解釈です↓
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1.交易基礎知識 |
交易とは何か?
「安いところから買って高いとこへ持って行き、売る。」
これだけです。
しかしこれだけが全てではありません。以下、詳しく解説していきます。
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まず、手近な村に入ってみましょう。 |
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村に入りました。
赤丸のとこが村の市場です。
市場には様々なタイプがあり、大別しても
市場系(草鞋など)・薬系・武器系・食べ物系
があります。
例えば、武器系なら鉄砲・刀・槍斧etcとかいった具合に
それぞれに系列の中でタイプが分かれてきます。
(これは実際に市場を見て回って確認してくださいね。)
つまり、村によって売ってるものが違う、同じ市場系でも
それぞれ、村によって特色があるということです。
今回は市場系のあるタイプの市場について解説します。
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赤丸の市場を押すと市場内に入ります。
交易において一番大事な帳簿の確認をしてみましょう。
「品物取扱い村」を押し、該当の品物をクリックします。
今回は草鞋の値段を調べてみます。 |
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そうすると草鞋の帳簿が左のような画面として出ます。
帳簿はそのキャラが実際に村を訪れた時点での
値段を記憶しています。

この画面の見方ですが
取扱場所:指示した商品と同じ商品を取り扱っている村名。
日付:その村を訪れた日付です。これが古いとあまり信用はできません。ほとんど値段が固定されてるものは別として武器などは人口など他の要因によりかなり値段が変わるのでしっかり
チェックするようにしましょう。
売り出し:プレイヤーが商品を買う値段です。
(村がプレイヤーに売る値段ということです)
買い出し:プレイヤーが商品を売る値段です。
(村がプレイヤーから買う値段ということです)
具体的にどういうことかというと草鞋を上の値段で買うとします。
一個278両でプレイヤーは村から買えます。
売るとしたらプレイヤーは村に一個270両で売れます。
同じ村で売り買いしたら一個売り買いごとに
毎回 270-278=-8両の損をするということです。
これでは損ばかりしますw
では実際の交易について以下説明していきます。
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左の画面は帳簿をつなげて製作したものです。
上の最高値近辺殻上が売り地、
下の最安値近辺から下が買い地です。
どういうことかというとそれぞれの村は
生産地と消費地に分かれます。
生産地は商品の個数が増える(生産される)
消費地は商品の個数が減る(消費される)
この個数というのはその市場における商品の在庫です。
例えば左の草鞋の赤丸に囲まれた数字がそうです。
現在は65195個、草鞋がその市場にあること意味してます。
リセ(あとで詳述)がくるたびにこの個数が
生産地なら増え、消費地なら減ります。
で、交易はこの買い地と売り地を往復し、その差額を儲けることをいいます。
具体的に言うと例えば
下の最安値の淡水で草鞋を買います。
現在 売り出し 122両 です。
これを上の最高値の威海で売るとします。
現在 買い取り 270両 です。
そうすると草鞋一個あたりの値段は
270-122 = 148 両
の儲けとなります。
これを1000個運んだとしたら
148両 × 1000個 = 148,000両
14万8千両の儲けとなります。
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では最安値と最高値の間の価格は何か?ということについて説明します。
商品の在庫には上限と下限があり 下限は0個 上限は65555個です。
これ以上は増えもしないし、減りもしません。
商品はある一定以上の在庫個数を超えると値段が下がり、
ある一定上の在庫個数を割り込むと値段が上がります。
草鞋を例に挙げますと在庫が14800を超えて売り込んでいくと値段が下がり始め 269,261、‥というように値段が下がります。(最高値のライン)
逆に32200個近辺をラインに買い込んでいくと値段が上がり始め、133,166、‥というように値段が上がります(最安値のライン)
少し違いますが、鳴門では現在在庫が30000個で 133両 とします。
南通が現在在庫が15000個とし、269両とします。
この状態で鳴門−南通間で交易すると 最初の100個の儲けは 269-133=133 両となり最大より148-133=16量の損となります。
さらに売り買いを進めると当然、買いの値は上がり、売りの値段は下がりますから利益縮小の一方となります。
逆に言うと在庫が7000個の村なら7800個最高値で売り込めるし、
在庫が50000個の村なら50000-32200=16800個は最安値で買うことが出来ます。
よって交易は充分な買いの在庫(供給)があるとこから、売りの在庫(需要)があるところへ持って行き最大限の利益を確保しましょう。
また商品の最高値のライン・最安値のラインは商品の斤量・値段により変わってくるので、
在庫がどのぐらいで値段が上下するかは自分で確認してください。
また、売り地への過剰な売り込み、買い地の過剰な買い込みはリセによる回復を妨げ、結局自分への損となりますので避けましょう。
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2.斤量 |
次に斤量について説明をします。
斤量とはその商品の重さです。これが重要な要素になります。
傭兵には力量によりその積載量が決まっています。
商品はこの積載量を超えて運べませんからその商品の持てる個数は
傭兵の積載量 / 運ぶ商品の斤量 = 運べる個数
となります。
例えば今のあなたの積載量が100斤とします。
Aという斤量10の商品があり買い地での値段が100両売りでの値段が200両とします。
この場合、運べる個数は 積載量 100斤 / Aの斤量10斤 = 10個
儲けは 10個× (200-100)両 = 1000両 となります。
別の商品にBという斤量2の商品があり買い地での値段が100両売りでの値段が200両と値段が同じ商品で斤量が違う商品があるとします。
その場合は、運べる個数は 積載量 100斤 / Bの斤量2斤 = 50個
儲けは 50個× (200-100)両 = 5000両 となります。
とこのように一回の交易で儲けが斤量により変わってきます。
単純に斤量あたりの儲けで見ると
Aは (200-100)両/10斤 = 10(両/斤)
Bは (200-100)両/2 斤 = 50(両/斤)
と5倍の効率となってるのがわかります。
上で例に挙げた草鞋の場合は最大一個あたりの斤量あたりの儲けは草鞋は一個2斤ですので
148両 / 2斤 = 74(両/斤)
となります。
このように各商品の斤量あたりの儲けを把握し、自分の現在の積載量で最大限儲けれる
商品を探し交易するのが巨商への第一歩です。
基本ラインの斤量辺りの儲けは鯖により違いますが 100両/斤 を目標にがんばりましょう。
加えていうと単純に積載量が多ければ良いというものでもありません。
自分が取り扱う商品に最適な積載量を見つけ交易に励んでください。
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3.リセについて |
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さて、商品の値段が在庫数により上下するのは説明いたしましたが、そのまま在庫が一定のままなら買い地の値段は上がる一方、
売り地の値段は下がる一方となります。
しかし、現実はそうなっていません。ではなぜか?
在庫のリセット(以下リセ)があるからです。
リセットは何かというと草鞋を例に取ると 買い地ではリセ前、買いに買われて27000個になってるとします。
売り地は逆に売られて20000個になってるとします。これでは儲けはありません。
そこでリセがかかると 買い地は27000個から 42000個 へ在庫を増やします。売り地は逆に20000個から7000個へ在庫を減らします。
このように在庫の調整がシステム側で行われるのをリセといいます。
これにより、買い地は最安値で買え、売り地は最高値で売ることができるようになります。
このリセットの幅(在庫の増加・減少幅)はその村の人口により変わってきます。(例にあげたのはあくまで架空です)
リセット幅が人口でどのくらい違うのかは自分で確認してください。
(商団「東印度会社」さんに詳しいリストがあります)
また人口の増加に伴い、リセがかからない商品というのが出てきますがこれも同様に自分で確認してください。
過剰な売り込み買い込みが自分の首を絞めるというのは、このリセット幅より過剰に売るとリセがかかっても最高値のラインに回復が届かず
結局最大利益が確保できないためです。買いも同様。
なお、リセは0:00にかかり、その瞬間に全商品の個数が変わります。
またリセが 10/1 にかかったとすると次のリセは 10/4、10/6、10/8の3日後、5日後、7日後のいずれかに来ます。
10/4にくれば、10/7、10/9、10/11のいずれかというようになります。357で覚えてください。
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4.時間について |
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時間も重要な要素です。
例えば斤量辺りの儲けが100両のAコース、200両のBコースがあるとします。
しかしAがゲーム内一時間で往復でき、Bが3時間かかるとするとBを一往復している間にAを3往復でき
Aの儲けが100×3回=300両、Bは200両と100両、Aの方が儲かります。
また近道の使用ですが、基本的に使いましょう。
積載量によってはかなりの負担になりますが、その分の時間短縮を考えれば利益となります。
近道を把握してない人は1Mくらい使ってあちこちジャンプだけしてみる旅をお勧めします。
交易にかかる時間を意識し、効率アップを図りましょう。 |
5.往復交易について |
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片道交易について解説してきましたが、ここでは往復交易について解説します。
A村で買い、B村で売るのが交易ですがここで止まってしまうことはありません。
B村で買い、A村で売る。それが往復交易です。 |
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例えば、左の場合のタイプの市場だと
黄色枠、青色枠で売り買いが分かれます。
Aタイプの村が黄色枠の買い地だとすると青枠が
売り地になります。
Bタイプの村はこの逆というようになります。
よってA村で黄色枠の草鞋を買い、B村で草鞋を売り、B村で青枠の奇妙なつぼを買い、A村に戻り、売るというような交易コースになります。
もちろん単品だけの売り買いでは在庫により
儲けが少なくなりますから、多品種の
売り買いをすることをお勧めします。
また同じ村だけではなくAの隣村から
Bの近辺の村とかいった具合に
交易をつなげていくのが大事です。
A村→B村→C村→‥
というようにどんどん交易をつなげて行き
ルートを作れるようにがんばってください。
基本的に空荷で動かない
これが鉄則です。 |
6.倉庫売り、リセ食いとは何ぞや?(コラム1から転載) |
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よく耳にする倉庫売り、リセ食いですが施設を持ってない当時の私は、まあ儲かるんだろうなぁぐらいに思っていました。
でも違いました。
メチャクチャ儲かります。
(今の大黒なら通常交易の方が儲かりますが) |
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村の生産品や近道に近いなどもっと条件のいい場所ならもっと儲かるでしょうけどねw
では、以下、私なりの解釈〜。
倉庫売りとはそのまま、ずばり倉庫に交易品を溜め込んでそれを売ることです。これにより倉庫と市場を往復することで限度一杯、市場に売り込むことが出来ます。
リセ食いとは村の生産物はリセット(以下リセ)がかかり、その村の人口にあわせて市場で取り扱っている商品の在庫個数が上下します。
例えば、黄岩では黄色で囲った商品が消費され(個数が減る)青で囲った商品が生産(個数が増える)されます。
リセがかかった直後に黄色の商品を倉庫から出して売り、青の商品を買い込んで倉庫に溜め込むわけです。
(左の場合はかなり埋まってますが、耳飾が3000個程度です。倉庫に一万個あればそれが全部売れるわけです。)
その後、溜め込んだ商品を別の消費地に持っていき、その村の生産品を買い込んで、また倉庫に溜め込むわけです。
で、またリセがかかれば同じことを繰り返すと。
あと、いいのが例えば草鞋を仕入れに行ったとして草鞋が無い、というか下値を割ってしまう場合、施設を持ってないときなら損を覚悟で買うか別の商品を買って泣きながら売りに行ってたわけです。でも施設があれば例えば木のかんざしを買って倉庫に入れておけばよいとなるわけです。
また黄岩市場に限らず、周辺の村の商品を買っておいたり、売り込む用の商品を蓄えておくことも出来ます。
施設が無ければ、手に持っている商品を売らなければ次の交易が出来ませんから損して売るか別の村に行くしかない。
でも施設があれば倉庫に溜めておけばいいだけ。
あとは折をみて売ればよいとなります。
まあ、不良在庫を抱えると結構大変なんですがw
※人口が増えることによりセットがこなくなる(リセットがくるのに必要な個数が上がる)ので現状とは違うことがあります。
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7.小技 |
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ALTキーを押しながら売り買いを入れると100個づつ出来ます。
一度に出来る売り買いは100個が上限です。
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以上で、レポート終了です〜。読んで頂いた皆様、長々ありがとうございました〜。感謝♪
勘違い、間違いなどご指摘よろしくお願いします〜ってあるに決まってますがw
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